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発表会 振り返り②

わぉ!の発表会には欠かすことのできない、ピアノ演奏。

さっちゃんこと長生さつきさんに演奏いただいています。

子どもたちの創りあげる劇の世界がピアノの音色が加わるとより一段と広がります。

音楽隊の子どもたちが創る劇中の音に寄り添い、楽ちゃんやみっちーのここはこういう音がほしい!という一言にもさらっと応え、役者隊の演技に花を添えるさっちゃんの奏でる音。

その音は本当に素敵で、心に響きます。

子どもたちともこの発表会でしか会うことはないのに、いつも自然に溶け込み子どもたちをあたたかく見守っていただいてます。

実は、ピアノの音が入ると、今までの劇創作時と変わり、子どもたちのテンションも本番に向けてあがります!

毎年、さっちゃんにお会いできることが本当に楽しみです。

さっちゃん、第9回発表会、ありがとうございました♡


 

ピアニスト さっちゃんより 

終了によせてのコメントです

 

年々、楽ちゃん、みっちー、スタッフの安定感を感じますが、今年はさらに大きな船が🚢出来上がっている感じがしました。

その大きな船の中で、子供達が伸び伸びと過ごしている〜、本番一週間前の初めての通しの日はそんな印象でした。

『さあ、この人、今年はどんな感じで弾きはるんやろか』『あ〜、そうやったそうやった、ピアノのさっちゃんね』てな感じで、練習の合間に偵察に来る子供達が可愛かった。

 

そして前日リハーサル、ちらほらと子供達の目に明かりが灯し始める。

ピアノが入る箇所目で合図してくる子が出始め、そうそう、そうやった、この子達スイッチ入るんやった…と思い出す。

 

そして本番1回目、みんなの緊張感に吸い込まれるようにお話に入っていく。子供達の求めるタイミングで、子供達の声と融合出来るよう〜そう思いながら、ピアノを弾いていました。『ぼくらのせかい』の時は、涙で鍵盤が見えなくなる目を必死で拭いながら。

 

本番2回目、1回目で少し自信がついたのか、

音楽隊の小さな子達が自ら動いていたのが印象的だった。100回の練習より、1回の本番、とはよく言ったもの。

演技の中にも、自分の中から出てきた言葉かと思うような、自然な会話が生まれていたのも面白かった。

劇が生き物のように感じた瞬間でした。

 

こんな小さな様子も間近で感じられる場所に居させてもらえていることに感謝、感謝の三日間でした!

 

また新たな、でも今までと変わらない毎週の営みが、今年も続けていける事を、心から応援しています🎶

ありがとう✨

 

            長生さつき