あけましておめでとうございます
2022年。
皆様はどのようなお気持ちで迎えられたでしょうか。
昨年一昨年と、思いもよらないことが起きました。
みんながマスクで顔を隠し、歩いている世の中になるなんて。
朝、家の鍵・携帯・マスクの3点セットで準備する毎日になるなんて。
しかし、これが現実。
今日、いまからだって、何が起こるかわからないのです。
この世界は「いつなにが起きてもおかしくない」ということです。
ここ2年、大人たちは変化についていくのに必死。
さまざまな情報に心が揺れたり、周囲を見ながら恐る恐る前に進んだり。
何が正解なのかわからず、悩むことばかり。
そして慣れないオンラインの世界。
今までの生活を変えるのに、ものすごく大きな力を使いました。
さて、そんな私たち大人の姿を見ながら、子どもたちはどうだったでしょうか?
ふと横を見ると、そこには顔色ひとつ変えず、じっと前を見ている子どもたちが居たのではないでしょうか。
子どもたちは冷静でした。
常に目の玉をぎょろぎょろ動かし、耳を澄ませながら頭を動かし、時に周囲の空気をさっと自分の中に吸い込み、動き出す。
そのスピードの速さは、『さすが子ども』でした。
頭も身体も柔らかい。そしてさらに今の子どもたちは、情報社会の中で育ってきているため、情報処理の能力もかなり高い。
子どもたちの存在の大きさを改めて実感するとともに、子どもたちに教わり、助けられることの多かった2020年2021年でした。
今年は子どもたちをじっくり見つめ、まず『大人の役割』について、考えなおさなければならないと思っています。
子どもたちのように、常に五感を研ぎ澄まし、多くを吸収できる身体と心でいたいと思っています。
そして、2022年も子どもたちと切磋琢磨しながら歩んでいきます。
本年もどうぞよろしくお願いします。