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『感じる』

指導プログラムの中で、何をするのか・どう動くのか、を伝える時に、私はいつもなるべく言葉を使わない方法を考えます。

造形・音楽・ダンス指導、どんなプログラムでも同じ。

乳幼児でも小学生や中学生でも、大人でも同じ。

 

言葉で説明をすると、一気に答えが見えてしまう。

けれど、そうではなく、もっとワクワクする方法。

 

言葉の代わりに私は、絵本や音楽、時にはパフォーマンスで伝えたりします。

 

子どもたちは頭や心、五感を使って一生懸命に答えを出そうとします。

 

①「今日は何をやるのだろう?」「この人は何が言いたいのだろう?」と観察

②「こういうことかな?」「なるほど!」だんだん相手の心や頭の中が見えてくる

③  挑戦してみたくなる

 

時間をかけてじんわりじっくり伝えると、その後のプログラムはさらにドキドキワクワクしたものになります。

 

このような経験を積み重ね、子どもたちが、物事をいろいろな角度から、柔軟に捉えることができるようになってくれればと思っています。