先日、豊中市のあけぼの幼稚園さん 年長さん3クラスにて、陶芸体験を開催させていただきました。
「おはようございます!」と元気に響く声。
あけぼの幼稚園さんの子どもたちは、いつもパワフル。
この日もワクワクがあふれている様子で、迎えてくれました。
陶芸の土が配られたら早速手を動かし始める子どもたち。
まさに普段の様子が垣間見られた瞬間でした。
日ごろから、「やりたい」ことにすぐに取り組むことができる環境なのだと感じました。
じっくり時間をかけて、こだわりをもってつくりたい子も多く、何度もつくりかえ、陶芸講師の和さんに土を捏ね直してもらったり、新しい土に変えてもらう子もいました。
それぞれ納得できる作品に仕上がったと思います。
そんな中、ひとりの子が、土がひび割れしていくことに怒っている場面がありました。
(土に長く触れていると、少しずつ水分が抜けていき、ヒビが現れることがあります。)
でも、そんな経験も土との対話であり、「陶芸」の一部なのです。
子どもの「こだわり」に対して、じっくり・ゆっくり時間をかけることが難しい社会ではあるのかな、と常々感じます。
あけぼの幼稚園さんとよい時間を共有でき、うれしい時間となりました。
今年は、教育実習の方もいらっしゃっていました。
ひとりひとり、丁寧に焼かせていただきたいと思います。
みなさん、完成を楽しみにしていてくださいね!
あけぼの幼稚園さん、年長組のみなさん、ありがとうございました。

