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【レポ】2025『カラフルおばけのせかいをつくろう!』ワークショップ

今年の振り返り…

すっかり遅くはなりましたが・・・夏に開催したワークショップ当日レポ-トになります!

2025年は、初の2カ所開催となりました。池田と箕面。

どんな子どもたちと出会えるのかな?準備中から楽しみでウキウキ気分でした!

 

1日という短時間でのワークショップとなりましたが、この経験が参加されたみなさんの今後の生活の一助となれば幸いです。

ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。


 

『おばけのせかい』は、こわいだけじゃない。

今回のワークショップでは、子どもたちの創造力をくすぐるテーマとして『おばけのせかい』を選びました。

「おばけ」と聞くと、まず思い浮かぶのは「こわい」というイメージかもしれません。

けれど、子どもたちの日常には、絵本や遊び、会話など、さまざまなかたちで「おばけ」が登場しています。

だからこそ、子どもたちにとっても親しみやすく、想像の世界を広げやすい題材なのかなと感じます。・

 

わぉ!でも、「おばけ」はよく出てくる話題の1つでもあります。

でも、やっぱりコワ~~~!!!!👻👻👻

そんなとき、

わぉ!の活動の中でも、「おばけ」をテーマにした表現遊びを行いました。

そして、ある子どもがふと口にした言葉がありました。

「こわくなくてもいいやん」

その一言が、場の空気をふわっと変えました。
それまで「おばけ=こわいもの」と思っていた子どもたちの中に、「こわくないおばけ」や「やさしいおばけ」「おもしろいおばけ」といった新しいイメージが芽生えはじめたのです。

すると、白黒だったおばけの世界が、たちまちカラフルに✨✨
見たこともないような、ユニークで多様なおばけたちが次々と生まれ、子どもたちの発想はどんどん自由になっていきました。

このワークショップでは、そんな「イメージが変わる」体験を、参加する子どもたちにも味わってほしいと願い、「おばけ」をテーマとしました🎶


「いろいろなおばけがいるほうが楽しい、おもしろい」——そんな気づきが、
「いろいろな人がいて楽しい、おもしろい」という感覚へと、つながっていくことを願いを込めて…♡

 


子どもたちがつくる、それぞれのおばけの世界

ワークショップ当日は5〜6名の少人数グループで行い、1日ともに活動します。

参加者の子どもたち、わぉ!のメンバー、年齢も住んでる場所もさまざま、今日「はじめまして!」の人たちばっかり!

最初は緊張だったり、不安だったり…な参加者も、わぉ!メンバーの迎え入れによって、徐々に緊張もほぐれてきた様子!

いんちゃんのウォーミングアップをするうちに、身体も心もさらにほぐれ、それぞれのペースで子どもたちの世界に入り込んでいました。

 

グループごとに、「おばけ」の名前・動き・音・おどかし方まで話し合いながら、世界観をつくり上げていきました。 緊張していた子も、あたたかな関わりの中で、気づけば、グループの仲間とともに創作に夢中に! 時には意見がぶつかることもありましたが、それを乗り越える中で、子どもたちの中に自然と団結力とチャレンジ精神が育まれていきました。

大人は【見守る】のみ。

子どもたちが自分たちの力で考え、動く時間を大切にしました。

 


 

『おばけ』は、子どもたちの想像力を大きく広げてくれました。

「こわくなくてもいいやん」——そんな一言から、おばけの世界は一気にカラフルに。 コミカルなもの、ユーモラスなもの、そして想像通りの怖さを持つものまで、多様なおばけたちが誕生しました。

この多様性は、そのまま「いろんな人がいていい」という気づきへとつながっていったように思います。

子どもたちが主体的に関わり、安心して表現できる場で、互いの理解を深め、創造力を育む。

これからの、子どもたちの成長に可能性を感じた1日となりました。

 

両日共に、最後の見せ合いっこをしましたが、とっても盛り上がり、いろ------んな「おばけ」に出会えた日になりました。

帰りの挨拶をするときには、はじめましての日とは思えないほどのあったかな空気に包まれていました。

 初めて顔を合わすメンバーで短時間でつくりあげるということがどれだけ難しいことか、大人になればなるほど感じることだと思います。

しかし、同じ思いをもっていれば、子どもの世界においてはそれはあまり重要なことではないことなのかもしれません。

ドキドキするけど、そこにワクワクもある そのことが子どもたちの原動力なのでしょう。

 

子どもたちの可能性を信じ、見守ること。わぉ!でも、日ごろの活動から意識していることです。

これが、大人の大きな役割なのだと、改めて思いました。

 自分で道を探し、自分で方法を考え進む経験は、これからの未来で生きる子どもたちに確実な力になると考えています

 この社会で、いかに自分らしく、楽しく生きていけるか。

今日を、つづく明日へと、子どもも大人も1日1日を重ねていけることが大切なことなのかもしれません。

 

また、参加いただいたみなさんとお会いできることを楽しみにしております。