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「わぉ!」つうしん 9月号 ♪らくちゃんのひとこと♪ より

12月に入り、一段と寒くなってきましたね。

毎月、子どもの創作音楽劇団「わぉ!」の子どもたちに配布される「わぉ!」つうしんから、らくちゃんのひとこと♪のご紹介です。 

こちらは今年の9月号です。

あの頃鳴いていた虫のコーラス隊はいまは何処にいるんでしょうか…


夜長を鳴き通す虫たちのコーラス隊。メンバーが入れ替わりましたね。

 

夏休み子どもの表現講座、そして三者面談とご協力いただき、ありがとうございました。

 

三者面談ではお子様の話で盛り上がった方、世間話であっという間に時間が終ってしまった方、お互いの子育ての悩みを相談し合った方、様々でしたが、どの方とも時間が足りなかったような気がします。おひとり30分しか取れず、申し訳ありませんでした。

次回は1時間ずつと考えております。(冗談です)

今回は、お子様の事はもちろんですが、保護者の皆様とゆっくりお話しする事を目的としておりましたので、皆様のご協力を戴き有意義な時間となった事、ありがたく思っております。

また夏の表現講座、今年はいかがでしたでしょうか。

8月は楽の造形講座でしたが、お子様は感想などお話をされていましたでしょうか。

 

今回は『夢の世界をつくろう』をテーマに、パート1はグループで、道と街を創ってもらいました。そしてパート2では、個人で自由に創ってもらいました。

 

パート1。

広い会場に前半は『道』を創りました。

材料は白い紙のみ。

いろんな道の太さにまずはひたすらはさみで切った後、会場のどこから道を創りはじめるかをグループで相談しました。

「らくちゃん、かべからはじめてもいい?」

おもしろい!早速の意見に心が躍りました。

 

各グループ、セロテープを1セットずつ持ち、道をつなげはじめました。

「あっ、ほかの班と合体や!」

「じゃあ、一緒にトンネルつくろう!」

瞬く間に、夢の世界の『道』が出来上がりました。

そして後半。好きな場所にグループで相談し合った『つくりたいもの』を創っていきます。

公園・遊園地・星が見える望遠鏡・家などなど。

つくるものが決まると、その中身についてどうしたいかを一人ずつ意見を出し、みんなの夢が叶うように考えました。

 

しかし、本当に申し訳なかったのですが、時間が少なく、考えたものすべてを創れない班もありました(-_-;)ごめんなさいm(__)m

 

どのグループも、全員意見を出し、話もうまくまとまっていきました。

小学生のリーダーシップが素晴らしかったです。

 

そしてパート2。

『好きなものを好きなだけつくる』

今回の材料は、大量のラップ芯とプチプチ、そしていつもの廃材。

「おもいっきり創りたい!」という意見が多数寄せられていたため、今回は三部に分け、お好きな時間だけ参加していただくという形にしました。

やはり、二部連続でお申込みの方が結構いらっしゃいました。

しかし!それでも、「時間がたりな~い」「もっと創りたかった~」とのお声。

 

・・・という事で、来年度は『耐久造形ひろば。帰る時間は自分で決めよう!』を開催できないか検討中です。「楽ちゃん、もう帰りたい・・・」「お願い、帰らせて・・・」と言うまで創りつづけていただくひろば。やってみたいですね!(笑)

 

 

ATC「わぉ!」でも8月は自由造形を楽しみました。

持ち寄った材料から想像を膨らませ、回転寿司屋さんとたこやき屋さんがオープンしました!

子どもたちの大好きなお寿司のネタが次々と誕生し、なんとデザートのパフェまで完成!

回転は手動でしたが(笑)、回っているお寿司を美味しそうに食べていました。

たこ焼き屋さんも、焼く台から、ガスコンロまでこだわり、「どうやったら回して火がつくようになるんやろ?」と頭を悩ませていました。完成したたこ焼きには、本物さながら青のり、マヨネーズ、ソースをかけ、割りばしもつけて販売されていました。

 

自由造形はほんとうに終わりがありません。子どもたちは時間があればあるだけ、どんどん作品を大きくしたり、作品の細かい部分まで仕上げていったり、新たなものを次々創りはじめたり、創った物に関連するものが増えていったり。とにかく、子どもの想像力と創造力は限りなく広がっていきます。すごいなぁ。

「おもしろ~い!」「すご~い!」「楽し~い!」が飛び交うひろばでした。